一緒にすんじゃねぇ
「牧野だって初めてだか
康泰旅行社ら抵抗しただけだろうが?
あの女だってお前らの付き合う女と一緒だ。金でいくらでも体を開くんだよ。」
「本気で言ってるのか?この何処がお金で体を開いた女なんだ?
あんなに殴る蹴るしやがって、ナイフで脅すなんて・・・。
牧野をこんなにめちゃくちゃにしやがって、後悔すんなよ。」
「後悔だと?あんな女どうなろうと知った事じゃない。
俺を怒らせてお前らの家がどうなってもいいなら勝手にするんだな…」
「好きにしろ、俺はもうお前のダチじゃねぇ」
「俺もいいよ、家の親もお前の行動は絶対許さないと思う。」
「勝手にしろ、後で吠え面かくなよ。さっさと帰りやがれ。」
類が助けた?・・・牧野が生きてた。
類がどうして・・・。くそっおおお・・・。
ふざけるな、あの女は俺の女だ。
俺だけが自由に出来るんだ。勝手に病
內在潛能院に連れて行っただと?
許さない。勝手な事しやがって・・・・。
あの女の両親や弟まで苦しめたのに・・・。
俺に頼ればいいのに頼らない女。借金まみれで
あの家族は離散する羽目になった・・・。
それでもあの女俺に泣きつかなかった・・・。
どうして類なんだ・・・。
あの女が、顔を赤らめて類をこっそり見てたのは知ってた。
俺じゃなくて類を好きなのも知ってる・・・。
類・・・お前には静が居るじゃないか・・・。
どうして牧野に関わるんだ・・・。
お前の好みとは、全く違じゃねえか・・・。